「全国の有効求人 倍率がついに○○倍に!」
なんて言葉が新聞紙面などによく載っています。
皆さんはこの「有効求人 倍率」という言葉の意味をご存じですか?
有効求人倍率を簡単に説明すると・・・
「お仕事を探している方1人あたりに何件の求人があるかを表す指標」
となります。
有効求人 倍率は「1.0倍」を1つの基準として考えます。
有効求人 倍率が1.0倍だと、求職者1人に対し1つの求人 があるということになり、社会として理想的なバランスだと言えるのです。
仮にこの数字が1.0倍を下回ってしまうと、求職者に対し求人 数が少ないことを表し、1.0倍を上回ると求職者に対し求人 数が多いことを表します。
ちなみにバブル絶頂期の1990年の有効求人 倍率は1.40倍、バブル崩壊後の1993年の有効求人 倍率は0.76倍まで落ち込みました。
では今はどうなんでしょうか。
2010年3月の最新の統計データによると・・・
なんと0.47倍!!
まさに驚きの数字です。
この数値を見れば、1件の募集に100件、200件の応募が来ているのもうなずけます。
しかし、今の現状を好機と捉え、幅広い応募から有能な人材を発掘したいと意図的に採用活動を行う企業も出てきています。
「急ではないけど良い人がいれば採用したい」そんな募集のタイミングとしては絶好と言えます。
このチャンスにアクションされてみてはいかがでしょうか。