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HumanWork Jinzai Column [49]

労働環境


「早く帰ろう」のかけ声だけでは残業は減らせない

「早く帰ろう」のかけ声だけでは残業は減らせない

「早く帰ろう」のかけ声だけでは残業は減らせない

近年社会問題となっている残業過多や、それに伴う過労死自殺。

なにかコトが起こってからでは遅いのがこの残業問題ですが、 解決は決して容易ではないというのが現状です。

しかし、少なくとも一つ言えることは、 一般的に上司と呼ばれる人々が、 部下の健康や人生を軽視した行動を取ることは決して許されない、 ということです。

部下の残業時間を減らす策を考えることこそ、上司の役割のひとつです。

「仕事の仕分けと再配置」の残業削減策

あるIT企業のチームの残業削減策をご紹介します。

個々で行われたのは、簡単に言うと「仕事の仕分けと再配置」。まずはチーム内の作業を一つずつ精査し、四つのカテゴリーに仕分けしていきます。

カテゴリーは、
1.特定の人間にしかできない仕事
2.他のメンバーもできるが生産性が落ちる仕事
3.誰でもできる仕事
4.そもそもチームに必要ない仕事
…以上の四つとなっています。

結論から言うと、このチームではこうした仕分けをもとに メンバーが四つのカテゴリーに合わせて仕事に取り組むことで、 残業時間を約3割削減したそうです。

チームはまず、仕分けた作業のうち 「誰でもできる仕事」と「必要ない仕事」を基本的に取りやめ、 どうしても必要な場合は外部の協力会社に依頼することにしました。

そして残された 「特定の人間にしかできない仕事」と 「他のメンバーもできるが生産性が落ちる仕事」を 明確にすることから始めたとのことでした。

若手に仕事を任せてメンバーの労働時間を平準化

「特定の人間にしかできない仕事」は 各メンバーの専門性が分かればスグに明らかになりましたが、 意外にもその量は少なく、就業時間中にこなせる程度となっていました。

むしろ、本来この仕事に集中すべきメンバーが、 他の三つの仕事にかなりの時間を割いていたことが、 残業増の原因になっていることが分かったのです。

一方、「他のメンバーもできるが生産性が落ちる仕事」には 少し厄介な問題がありました。

この仕事は経験豊富なメンバーが担当すれば 早く効率的にできるように思えますが、 そうしたメンバーは常に他の仕事を多く任されており、 これも残業時間が増大する大きな原因であることが分かりました。

そこで、チームがとった方法、 それは「自分がやった方が早い」というフレーズを禁止にし、 基本的にすべての業務を若手に割り振ったのです。

経験豊富なメンバーからすれば「自分がやった方が早い」ものの、 若手たちは経験豊富なメンバーに比べて残業時間も少なかったため、 多少生産性は低下するものの、 チーム全体としては残業時間の平準化につながったのです。

もちろん、ただ若手だけが負担を強いられるのを防ぐため、 作業が間に合わない場合は社内の他のチームや 外部の協力会社に支援してもらうフローも取り入れました。

あせらず地道な取り組みを

この取り組みを始めるとチームの生産性は一時的に落ち、 残業時間も少し増えてしまったそうですが、粘り強く続けたことで、 1年後には残業時間を社内比で約3割も減らすことができたそうです。

「他のメンバーもできるが生産性が落ちる仕事」を 担当した若手メンバーは初めこそ苦労したそうですが、 それは単純に仕事に習熟していなかったから。

慣れると生産性や精度も上がり、 責任ある仕事にかかわることでやる気も高まったのだそうです。

あとがき

今回のコラムにおけるポイントは、以下の3つ。

【POINT1】「仕事の仕分けと再配置」の残業削減策

【POINT2】若手に仕事を任せてメンバーの労働時間を平準化

【POINT3】あせらず地道な取り組みを

いかがでしたか?

この事例に照らしても、残業時間削減は 一朝一夕にはできないということがよく分かります。

しかし、定時退社日を決めて、その日の朝に上司が 「今日は早く帰ろう」と号令をかけるだけの施策では、 芳しい結果を生まないことも多々あるでしょう。
本気で残業削減を目指すのであれば、 それ相応の労力をかけなければいけないと言えそうです。

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