人材を採用する側である我々の方が「立場が上」であるという考え方は、好ましくないと思っています。応募される方も会社のことを見て判断していますから、応募者の方と我々は同等な立場であると考えています。

現在はネット販売なども多く、直接人を介さなくても洋服を購入することもできますが、我々は「店舗」にこだわっています。弊社のターゲット層のお客様は、まだあまりネット販売を利用されている割合が高くないということもありますが、実際に商品を店頭で見ていただき、スタッフが言葉でしっかりと伝え、おすすめする。お客様が商品を見やすく、安心してお買い物ができることや「また来たい」と思っていただける場所を作りたいと考えています。そのため、店頭に立つスタッフの存在は、かなり重要であると考えています。我々の『小売業としての想い』を知っていただいたうえで、共鳴していただける方に働いてもらいたいと考えています。

接客経験は、もちろんあるに越したことはありませんが、知識などは、実際に働くうちに身に付けることができるものだと思います。その一方で、人間性や仕事に対する姿勢などは、簡単に変えられるものではないですよね。たとえ経験がなくても、しっかりと取り組んでいればお客様にも伝わりますし、経験の有無よりも、そちらの方が大きいのではと考えています。逆に、経験がありすぎることが、人によってはかえって足かせになってしまうこともありますからね。

もちろん、短時間の面接では、見極めが難しい部分もあります。面接の時と実際に売り場に立った時のギャップが生じたり、他のスタッフとのコミュニケーションの部分で合わなかったりすることもありますから、そこは我々も試行錯誤していますね。

地域によって差がありますが、オープニングスタッフの方が、応募者が集まりやすい傾向にあります。既存の店舗に途中から入るよりも、他のスタッフとスタートラインが一緒の方がやりやすい、という想いがあるのかもしれません。
また、就職先そのものの数が少ない地方と、さまざまな職種がある都心では、やはり、人材の定着率などにも差がありますね。
現在はタウンワークを利用して広告を出稿していますが、ネームバリューもありますし、良いと思っています。

同業他社さんから、営業の電話をいただく機会もとても多く、１日に数件電話がかかってくることも少なくありません。その中でも、ヒューマンワークさんには我々の状況を理解していただける営業担当さんがいて、対応にも満足していますので、これからもぜひ、お付き合いをお願いしたいですね。