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Indeed(インディード)に求人情報を無料掲載する方法は?有料掲載との違いも解説!

Indeed(インディード)に求人情報を無料掲載する方法は?有料掲載との違いも解説!

目次

  1. はじめに
  2. Indeedとは
  3. Indeedに求人情報を掲載する3つのメリット
  4. 無料掲載と有料掲載の4つの違い
  5. Indeedに求人情報を無料掲載する2つの方法
  6. 無料掲載を有効活用する求人情報作成の4つのポイント
  7. まとめ

はじめに

Indeed(インディード)の利用を検討するうえで、「求人情報の掲載方法がわからない」「無料プランと有料プランがあるらしいけど何が違うの?」と疑問を抱いている方は少なくないでしょう。

今回は、Indeedに求人情報を無料で掲載する方法や、無料掲載と有料掲載の違い、無料掲載を有効活用するための求人情報の作成のポイントを紹介します。Indeedでの求人情報掲載を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

Indeedとは

Indeedとは、求人情報に特化した検索エンジンです。職種や会社名、勤務地などを指定するだけで、Indeedに直接投稿された求人情報はもちろん、インターネット上に存在する外部の求人情報にもアクセスできます。

Indeedは、有料で企業の求人情報を掲載している一般的な転職サイトとは異なり、クローラーと呼ばれるシステムがインターネット上の求人情報を自動で収集・掲載しています。そのため、他のサイトと比べても圧倒的な求人情報掲載数を持つのが強みです。

求職者にとっては、Indeedの活用により求人サイトを複数利用しなくても多くの求人情報にアクセスできるため、効率的な求職活動を行なえるメリットがあります。

企業側は、複数の有料求人サイトや広告を利用せずとも、Indeedに求人情報を掲載すれば、無料もしくは他媒体よりも少ない費用で応募を集めることが可能です。広告費などの費用を抑えつつ、効果的な採用活動が行なえる点は、大きなメリットといえるでしょう。

Indeedに求人情報を掲載する3つのメリット

まずは、Indeedに求人情報を掲載することで、どのようなメリットが得られるのか見ていきましょう。

採用活動を無料で始められる

一般的な求人サイトを利用しようとすると、求人広告の規模に関わらず、掲載料や採用確定時に発生する求人媒体への報酬など、ある程度の費用がかかります。

それに対し、Indeedは求人情報の作成時に「無料掲載」を選択すれば、料金が発生することなく掲載可能なうえ、採用確定時にもIndeedに報酬などを支払う必要はありません。採用活動の予算を抑えたい場合、無料で活用できる点は大きなメリットでしょう。

利用ユーザーの多さ

Indeedは利用ユーザーの多さが特徴かつ強みであり、一般的な求人サイトに対する大きなアドバンテージとなっています。

Indeedは世界中で展開されている求人検索エンジンであり、集計期間内のサイト利用者の数を表す「ユニークビジター数」は、毎月2.5億人以上と世界最大級です。日本においても、2022年7月時点での月間訪問者数は4,150万人にものぼります。Indeedへの掲載は、より多くの求職者に求人情報を届けやすく、自社への応募にもつなげやすいといえます。

掲載した求人情報が自社の採用ページ代わりになる

自社で公式サイトを運営していない、採用ページを用意していないという企業は、Indeedに求人情報を掲載することで、採用ページの代わりとして活用できます。一から自社サイトや採用ページを作成するのに比べ、はるかに手軽です。

Indeedでは、掲載した求人ごとに応募状況や面接日の設定、求職者とのチャットなどの管理もできます。応募者の管理から採用までをIndeed内で完結できるため、業務効率化にもつながるでしょう。

下記の記事では、Indeedで求人掲載するメリットと注意が必要なデメリットについて詳しくご紹介させていただいております。合わせてご確認ください。
関連記事:Indeed(インディード)で求人募集をするメリット・デメリットを解説!

無料掲載と有料掲載の4つの違い

本気で人材確保したいなら有料掲載
Indeedでは、求人情報を有料で掲載することも可能です。ここでは、無料掲載と有料掲載の違いを4つの観点から解説します。

費用の有無

無料掲載の場合でも、求人情報の掲載から採用までの基本的な機能が利用できます。有料掲載の場合はクリック課金制となり、求人情報がクリックされるたびに費用が発生する点は無料掲載と異なります。

クリック課金制のため、求職者が興味を持ち、求人情報へのリンクをクリックした場合のみ費用が発生します。1クリックごとの金額は、15円~1,000円の間で自由に設定可能です。

求人検索結果の表示されやすさ

無料掲載と有料掲載との違いは、検索結果での求人情報の表示されやすさにもあります。有料掲載は「スポンサー求人」とも呼ばれ、検索結果画面上でより求職者の目に留まる位置に表示されます。他社の求人情報よりも目立つ位置に表示されるなど、応募率の向上が見込めるでしょう。

一方、無料掲載は「オーガニック求人」とも呼ばれ、スポンサー求人のように検索結果表示の最適化はされません。有料掲載よりも目立ちにくくなるうえに、検索結果での表示回数も少なくなってしまいます。

表示期間の長さ

Indeedは公式には期間を明確にしてはいませんが、無料掲載では、一定期間後に求人情報が検索結果に表示されなくなるケースがあります。対して、有料掲載では、公式に「無料掲載に比べて表示期間が長くなる」とアナウンスしています。

そのため、長期で求人情報を掲載する場合は、費用対効果などを考慮して無料掲載か有料掲載かを選択することが大切です。

求人効果の分析機能の有無

有料掲載では、無料掲載で使用できる基本機能に加え、掲載中の求人情報の効果を分析できる「パフォーマンスレポート」も利用できます。

パフォーマンスレポートで分析できるのは、求人情報ごとの表示回数やクリック率、応募ごとの費用などです。Indeedでの採用戦略の改善や採用活動の効率化を図るうえで、有料掲載やパフォーマンスレポートの有無は重要な要素といえます。

Indeedに求人情報を無料掲載する2つの方法

Indeedの無料求人!掲載手順
ここからは、Indeedに求人情報を無料掲載する方法を2つ紹介します。どちらの方法が適しているかは会社によって異なるため、自社の状況に合わせて選択するとよいでしょう。

Indeedの公式ページからアカウントを作成し登録する

Indeedの公式サイトにて、自社のアカウントを作成し、求人内容を入力して直接投稿する方法です。以下では、アカウント登録から求人情報の掲載までの手順を説明します。

Indeed公式サイトにアクセスし、「無料で求人掲載する」をクリック
Indeed公式サイト

②メールアドレスおよびパスワードを設定し、アカウントを作成する
②メールアドレスおよびパスワードを設定し、アカウントを作成する

③企業情報(会社名や従業員数、採用担当者名など)を登録する
③企業情報(会社名や従業員数、採用担当者名など)を登録する

④求人情報(職種名や仕事内容、勤務地など)を入力する
④求人情報(職種名や仕事内容、勤務地など)を入力する

⑤求人の職務詳細(雇用形態や給与、具体的な仕事内容やアピールポイントなど)を入力する
⑤求人の職務詳細(雇用形態や給与、具体的な仕事内容やアピールポイントなど)を入力する

⑥求人の応募受付方法を選択する
⑥求人の応募受付方法を選択する

⑦有料オプションの有無を選択する
⑦有料オプションの有無を選択する

有料オプションの選択画面で「有料オプションを利用せずに求人を掲載」を選択すれば、求人情報の登録が完了します。

自社サイトの採用ページをIndeedに読み込ませる(クローリング)

もう一つは、自社サイトの求人情報の内容をIndeedに表示させる方法です。Indeedでは、求人情報として一定基準を満たすWebページの情報をサイト内に取り込んで掲載しています。これを「クローリングによる掲載」と呼びます。

自社サイトの採用ページがIndeedに掲載されるには、Indeedが定めるいくつかの基準・条件を満たす必要があります。以下は、採用ページがクローリングによって掲載されるためのおもな基準・条件です。

①業務内容・勤務地・条件などが明記されている
②応募方法が明記されている
③求人情報ごとにURLが指定されている
④1つの求人情報につき、1つの職種で構成されている
⑤応募が無料である
⑥会員登録しなくても仕事内容の閲覧・応募ができる
⑦求人情報が「HTML形式」であること(PDFファイルなどは不可)
⑧実在する求人情報であること

自社の採用ページが掲載されているかは、Indeedの公式サイトで自社名を入力・検索することで確認できます。また、Indeedに問い合わせて、クローリングしてくれるよう依頼することも可能です。掲載されない場合は、上記の条件を満たしていないことが考えられるでしょう。

無料掲載を有効活用する求人情報作成の4つのポイント

有料掲載との違いから、「無料掲載では求人効果が期待できないのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、無料掲載であっても、求人情報の内容次第で閲覧数や応募者を増やすことは十分可能です。

ここからは、Indeedの無料掲載を有効活用するために、求人情報の作成時に工夫したい点や心がけたいポイントについて紹介します。

求める人材の「人物像」を明確にイメージすること

求人情報を作成する前に、「どのような人物を採用したいか」を掘り下げてみましょう。持っている資格や経験、スキルはもちろん、どのような仕事をしてほしいかによっても、求める人物像は異なります。また、性格や仕事への取り組み方など、スキル以外の部分を考えることも大切です。

明確な人物像を固めたら、「この人物像に合致する求職者は、求人情報からどのような情報を知りたがるか」を念頭に置いて内容を作成します。求職者の目線に立って内容を考えることで、より具体的かつ魅力的な求人情報となります。

求人情報の内容が固まったら、第三者にチェックしてもらうのもおすすめです。印象や感想を聞くことで、ターゲットの求職者にメッセージが正しく伝わるかを確かめられます。

会社概要は詳細まで記載すること

会社概要の項目には、事業内容や給与、休暇などの基本的な情報に加え、会社ならではの特色や労働環境、実際に働いている社員の特徴などを記載しましょう。こういった情報を盛り込むと、会社のアピールにつながります。

例えば、「上場企業」「外資系企業」「ベンチャー」などの企業の特徴や、「創業○年」など歴史の長さがわかる内容、会社のブランド価値がわかる内容を記載するのもよいでしょう。また、「従業員○○名以上」といった記載も、求職者が会社の規模を把握できるためおすすめです。

「求める人材の人物像」によって、効果的なアピール内容は異なります。求めている人材にとって、自社や求人に興味を持つきっかけは何か考えながら、強みや魅力を伝えることが大切です。

仕事内容を具体的に記載すること

会社概要と同様に、仕事内容についても、可能な限り具体的に記載しましょう。仕事の詳細がわからないと、求職者は「自分が入社後にできる仕事かどうか」の判断がつきません。その結果、応募を躊躇してしまうおそれがあります。

事務職では、経理事務や総務事務、営業事務など、仕事内容は多岐にわたります。ただ単に「事務職」と記載するのではなく、総務部の募集なら「総務事務」、営業なら「営業事務」と、職種名から仕事内容が把握できるように記載しましょう。

同様に、仕事内容も「事務作業全般」ではなく、「来客の受付業務」「データ入力」「営業職のサポート」など細かく記載することが大切です。具体的かつ詳細に書くことで、求職者側も仕事内容の把握を把握でき、入社後のイメージをつかみやすくなります。

仕事を通して得られるスキルや価値を提示すること

明確に希望職種を決めている求職者や、正社員希望の求職者からの応募を集めたい場合は、入社後の研修の有無やキャリアパスなどを記載するのがおすすめです。

仕事を通して身に付けられるスキルや将来のキャリアなど、具体的な例を提示すると、求職者の入社意欲を高められる可能性があります。

実際に受けられる研修の具体的な内容や、社員のキャリアアップ事例の紹介、活かせる経験を提示するのもよいでしょう。企業が入社後に仕事を通してどのような価値を提供できるかを示せば、求職者のニーズと合致しやすくなり、互いに満足のいく採用につながりやすくなります。

まとめ

今回は、Indeedの無料掲載をメインに紹介しました。ポイントとなるのは、以下の4つです。

  1. 【POINT1】Indeedの無料掲載で得られるメリットは多い
  2. 【POINT2】無料掲載と有料掲載のおもな違いは、「費用」「求人情報の表示されやすさ」「表示期間の長さ」「パフォーマンスレポートの有無」
  3. 【POINT3】無料掲載には、「アカウントを登録し求人情報を直接投稿する」「自社の採用サイトをクローリングさせる」の2つの方法がある
  4. 【POINT4】求人内容の記載を工夫することで、無料掲載でも求人効果を上げることは十分可能

以上のポイントを踏まえれば、Indeedの無料掲載を自社の採用活動に有効活用できるでしょう。

現在、無料から有料掲載への移行を検討している、もしくは有料掲載の効果が出ていないと感じている場合は、ぜひヒューマンワークへご相談ください。

ヒューマンワークはIndeed認定シルバーパートナーであり、有料掲載サポート実績は1,000件以上です。全国11拠点で皆様をサポートします。資料請求やお問い合わせは24時間365日受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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