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Indeed(インディード)で求人募集をするメリット・デメリットを解説!

Indeed(インディード)で求人募集をするメリット・デメリットを解説!

目次

  1. はじめに
  2. Indeedの基本情報
  3. Indeedで求人情報掲載をする5つのメリット
  4. Indeedへの求人情報掲載時に気をつけたい2つのデメリット
  5. Indeedに求人掲載するための3つの手段
  6. Indeedを効果的に運用するためには「広告代理店」も検討する
  7. まとめ

はじめに

「求人掲載をしたものの募集が少ない」と、悩みを抱える採用担当者は多いのではないでしょうか。

テレビCMや広告などでの露出が多く、知名度が高いIndeed(インディード)は、高い求人効果が期待できる求人情報専門の検索エンジンです。求人情報の掲載に難しい操作はなく、無料での利用も可能なため、お試しで使ってみたい企業にもおすすめです。

本記事では、Indeedの基本情報や料金体系、企業が利用するメリット・デメリットを解説します。Indeedへの求人掲載を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

Indeedの基本情報

まず、Indeedの基本情報を確認しておきましょう。

Indeedとは?

Indeedは、求人情報専門の検索エンジンです。求人検索の際に会員登録は必要なく、誰でも手軽に利用できます。Web上に公開されている求人情報が収集・表示されるようになっているため、多くの求人情報を一括で閲覧できる点が大きなメリットでしょう。

その求人情報の豊富さから、2022年7月時点でのサイト訪問数は月4,150万にものぼり、日本の求人情報サイト総訪問数第1位も獲得しています。そのため、Indeedに求人情報を掲載すれば、効果的な求人募集を行なえるでしょう。

Indeedは「求人特化型の検索エンジン」

Indeedでは、「キーワード(職種名・資格など)」と「勤務地」を入力するだけで、Web上に公開されている求人情報を検索可能です。

会員登録の必要もなく、すぐに利用ができるためGoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンの求人版と表現されるほどの利便性があります。

Indeedの料金体系

Indeedを費用面から見ると、「スポンサー求人(有料掲載)」と「オーガニック求人(無料掲載)」に分かれます。以下では、それぞれのサービス内容の違いを解説します。

スポンサー求人(有料掲載)

スポンサー求人(有料掲載)とは、クリック課金制の有料求人情報掲載サービスです。有料掲載では、検索結果の上位表示など「目立つ箇所」に求人情報が掲載されるようになります。

費用は、クリックされた数に応じて費用が発生するクリック課金制を採用しています。求人内容に興味を持った求職者がクリック・閲覧した場合に、初めて課金が発生する仕組みです。これにより、無駄な広告費用を抑えられるでしょう。

一日あたりの広告予算や求人情報の掲載終了日をあらかじめ設定できるため、計画的に予算を使えるメリットがあります。有料掲載の特徴は以下のとおりです。

特徴 ・表示回数・期間が長くなり求職者の目に留まりやすい
・予算範囲内で運用できる(想定外の出費がかからない)
・有料求人掲載の開始、停止はいつでも可能
・掲載した求人のクリック回数などのデータがリアルタイムで計測できる
・広告効果を分析できるため、採用精度を高められる
利用に向いている企業 ・効率よく求人募集をしたい
・少額予算で効果的に採用したい
・特定職種の採用などで、キーワードを検討して採用したい

オーガニック求人(無料掲載)

オーガニック求人(無料掲載)とは、Indeedで求人情報が無料掲載される枠のことを指します。

Indeedサイト上からの直接投稿などで掲載される仕組みで、掲載基準や一部使用制限などはあるものの、コストがかからず利用可能です。初めての求人募集の場合にも、気軽に利用しやすいでしょう。

さらにIndeedでは、求人情報の掲載に加えて、Web面接機能・企業ページの設置・候補者一括管理なども無料で利用可能です。

ただし、無料掲載の掲載場所は有料掲載の下となり、有料掲載よりも露出数が減ります。人材確保を急ぎたい場合や、求人情報の表示回数を増やして効果的に採用したい場合は有料掲載がおすすめです。

無料掲載の特徴は以下のとおりです。

特徴 ・求人掲載だけでなく、無料で利用できるツールも完備
・すべて無料で利用できるため、コストがかからない
利用に向いている企業 ・急を要する求人ではない
・費用をかけずに求人募集をしたい

Indeedで求人情報掲載をする5つのメリット

Indeed掲載のメリット&デメリット
ここからは、Indeedで求人情報掲載をする企業向けのメリットを5つ紹介します。

無料で求人情報を掲載できる

Indeedでは、初期費用・期間掲載費・採用成功費がすべて無料で利用可能できます。掲載期間に制限がなく、求人原稿の文字数制限も2万字までと、事実上制限がないといえるような状態です。そのため、長期的に求人募集をしたい場合にも向いています。

掲載には無料のアカウント登録が必要ですが、アカウントの開設後に必要項目を入力するだけで、早ければ72時間以内に審査が完了して求人情報が掲載されます。スピーディな対応もIndeedの魅力の一つです。

無料で利用できる範囲が広いため、Indeedを利用することで求人広告費の削減につながるでしょう。

有料掲載も比較的低コストで利用できる

Indeedの有料掲載では、求職者が求人情報をクリック・閲覧しなければ費用が発生しないクリック課金制を採用しています。

求人情報が閲覧されていない場合は費用が発生しないため、無駄なコストが省けます。有料掲載であっても低コストで運用できる点は、大きなメリットでしょう。

また、あらかじめ予算を設定しておけば、予算内での求人情報表示も可能です。予算が決まっている企業でも、有効活用できるでしょう。

応募数の増加が期待できる

Indeedのサイト訪問者は月間4,150万(2022年7月時点)と、多くの求職者が閲覧しています。閲覧数が増えることにより、求人に興味を持つ人が増えるため、応募増加が期待できるでしょう。

また、従来型の求人サイトではなく検索エンジンであるため、求人サイトに会員登録をしていない場合や登録を煩わしいと感じている人にも、直接アプローチが可能です。

効率的な求人募集ができる

Indeedは、すぐに求人情報を掲載ができる仕組みが整っており、急いで求人募集をしたい場合にも便利です。

一般的な求人広告では、求人内容の打ち合わせや料金の見積もりなどで、掲載までに2週間程度かかることは珍しくありません。

その点、Indeedであれば72時間程度で掲載可能です。これは、人材不足の企業にとってうれしいメリットでしょう。

さまざまな職種・雇用形態に対応している

Indeedでは、「正社員・契約社員・派遣・アルバイト・パート」など、すべての雇用形態に対応した求人が可能です。「正社員」+「アルバイト」など、複数の雇用形態で採用したい場合にも、一括で募集をかけられます。

求人検索をした際に網羅された情報が掲載されることで、求職者側にも仕事が探しやすいというメリットがあります。

Indeedへの求人情報掲載時に気をつけたい2つのデメリット

ここからは、Indeedで求人情報を掲載する際のデメリットを2つ解説します。

求人効果は運用ノウハウによって左右される

Indeedは利用者数が多いため、掲載するだけでも応募につながりやすい傾向にあります。ただし、他の企業も同じ条件のため、求職者からの応募人数を増やすためには、他社とは異なる工夫が必要です。例えば、多くの応募が欲しい場合は、求職者が興味を惹くような原稿にすることや、よく検索されるキーワードを盛り込むことなどが挙げられるでしょう。

とはいえ、無料掲載では活用できるツールが限られるため、細かく分析したうえでの効果検証が難しい場合もあります。効率良く運用するためには、表示回数が多く、データ分析もできる有料掲載がおすすめです。

無料掲載の場合は、期待する応募数に満たない可能性がある

Indeedへの求人掲載は、有料掲載と無料掲載に分かれます。検索結果には有料掲載が上位表示されるため、無料掲載だと、掲載件数が多いジャンルでは埋もれてしまう可能性があります。

有料掲載は定額サービスではなく、クリックされた数に応じて広告費が変わるものです。あらかじめ予算設定が可能なため、予算オーバーになる心配はありません。

応募数を増加させるためには、有料掲載を利用したほうがよいでしょう。

Indeedに求人掲載するための3つの手段

Indeedに求人掲載するためには、3つの手段があります。

1.クローリングによる掲載

クローリングとは、自社の採用ページをIndeedのシステムに読み込ませ、自動的にIndeed上に掲載させる方法です。投稿の手間が省けるだけでなく、自社サイトに誘導できるメリットがあります。

ただし、クローリングによる掲載では、以下の基準を満たさなければなりません。自社サイトが基準を満たない状態であれば、改修が必要になることがあります。

なお、クローリング掲載基準は以下のとおりです。

<クローリング掲載基準>

・自社HPに採用ページが設置されている(他社運営サイトに掲載の求人情報はクローリングできません)
・求人情報が画像ではなくテキストで記載されている
・職種名がシンプルで明確に記載されている(キャッチや見出し、文章はNG)
・勤務地が市区町村レベル以下まで詳細に明記されている
・業務内容がひとつひとつ詳細まで明記されている
・応募方法が明記されている (応募フォームの場合は、他ドメインに遷移せず、同じドメイン下で応募完了まで行うことができる)
・1職種×1勤務地ごとに固有のURLが設置されている
・求人一覧ページ(求人がリストのように一覧で表示されているページ)がある
・案件毎の募集要項ページのフォーマットが同一である
引用:Indeed「Indeed サポート – クローリング掲載」

2.直接投稿による掲載

直接投稿は、自社の採用ページがない場合や「お試しでIndeedを使ってみたい」「すぐに求人掲載をしたい」という場合におすすめの方法です。

初期費用・期間掲載費・採用成功費がすべて無料で利用できるため、応募状況に合わせて求人情報の投稿・編集・取り下げができるなど、柔軟に活用できるメリットがあります。

ただし、無料掲載の場合は求人掲載から一定期間が経つと表示されにくくなるなど、多くの応募が欲しい求人には向かない可能性があります。

Indeedをもっと効率良く活用したいという場合には、有料掲載の利用を検討するとよいでしょう。有料掲載を活用すると、無料掲載よりも表示回数を増やすことが可能です。

3.広告運用のプロ(広告代理店)に依頼する

Indeedを有効活用するには、投稿するだけでなく、効果検証をしながら広告運用を行なう必要があります。効率良く人材を採用するためには、投稿した求人情報の動向やデータを分析しながら、日々の調整を続けることが大切です。

単に求人情報を投稿するだけでは、応募までつながらない可能性があります。自社で広告運用ノウハウを持ち合わせていない場合は、代理店に依頼するのも一つの手段でしょう。

代理店に依頼すれば、広告運用のプロが求職者にわかりやすい採用サイトの作成や、掲載ノウハウをもとに情報収集やデータ分析を行なってくれます。そのうえ、応募数を増加させるための最適な運用の提案も受けることが可能です。

代理店への依頼には手数料がかかりますが、短期間で理想の人材が確保できる可能性が高まります。求人に不慣れな場合や広告運用の対応したことがない場合は、広告代理店への依頼を検討してみてください。

Indeedを効果的に運用するためには「広告代理店」も検討する

効果的な求人募集を行なうためには、広告運用のノウハウや知識が必要不可欠です。魅力的な投稿内容であっても、閲覧されなければ応募にはつながりません。

Indeedのサイトには、1秒間に9.8件の新着求人が掲載されるなど、膨大な数の求人情報が掲載されています。そのなかで閲覧数・応募数を向上させるためには、求職者の目に留まりやすい求人情報の作成や、よく検索されるキーワードを含めるなどの工夫が必要です。

求人経験が少ない企業や、広告運用ノウハウの蓄積が少ない企業にとって、手探りで運用するのは大変です。結果として運用コストが高くなってしまうなど、非効率になることも考えられます。

求人広告の運用に心配がある企業は、広告運用のプロである代理店へ委託することも視野に入れて検討するとよいでしょう。

ヒューマンワークでは、Indeed専任コンサルタントがお客様の目的に合わせた効果的な施策を考案し、提案します。常時100社以上の広告運用を代行しており、運用ノウハウや採用成功事例を多数保有しているため、効率的な広告運用のサポートが可能です。

まとめ

Indeedは、求人情報専門の検索エンジンです。IndeedではWeb上に公開されている求人情報が網羅されているため、多くの人に利用されています。

今回のポイントは以下の3つです。

  1. 【POINT1】Indeedは閲覧数が多く、高い求人効果が期待できる
  2. 【POINT2】有料掲載・無料掲載に分かれ、有料の場合も効率的な運用ができる
  3. 【POINT3】プロによる広告運用で、さらに効率的な求人募集ができる

Indeedは、ただ掲載しただけでは期待する効果が得られない場合があります。「閲覧数・応募数を増やしたい」「短期間で人材を採用したい」などの希望がある場合は、代理店経由での掲載がおすすめです。

ヒューマンワークにご相談いただいた際には、Indeed専門コンサルタントが企業様の要望をしっかりヒアリングしたうえで、最適な掲載プランをご提案いたします。Indeedへの求人情報掲載を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
Indeedへの掲載の詳細はコチラ

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