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新しい評価基準!?今話題のノーレーティング制度とは

新しい評価基準!?今話題のノーレーティング制度とは

目次

  1. 「ノーレーティング」という考え方が注目を集めてる
  2. 「ノーレーティング」とは
  3. ノーレーティングの最大のメリット
  4. まとめ

「ノーレーティング」という考え方が注目を集めてる

企業の人事評価における「ノーレーティング」という考え方が注目を集めています。
この制度は欧米企業で生まれた制度ですが、近年は様々な大手企業で導入され始め、今注目されている制度です。
今週はこの「ノーレーティング」についてご説明させて頂きます。

「ノーレーティング」とは

「ノーレーティング」とは、人事評価における従業員のランク付けを廃止することです。
よく、「S、A、B…」などの記号や数字を用いて評価を行ってきた会社が多いですが、
こうしたランクによる評価を廃止しようというのがノーレーティングの始まりです。
とはいえ、人事評価そのものをやめてしまうわけではありません。
頻繁なフィードバックと対話を通して、リアルタイムに仕事を評価し、互いに納得したうえで社員を評価するという考え方が基礎となっています。

ノーレーティングの最大のメリット

ノーレーティングの最大のメリットは、社員のモチベーションを高めやすい事にあります。
多くの企業で行われる相対評価では、上位層と下位層を除いた中間層にとってはむしろモチベーションの低下に繋がりやすいのです。
「評価に傷がつかないようにしよう」という消極的な姿勢が前向きな発想を押しとどめてしまうこともあります。
また、納得のいかない評価への諦めによって仕事への意欲を削いでしまう危険性があります。
ノーレーティングを導入すれば、上司と部下がお互いに納得して評価を決めることができます。
話し合ったうえでの評価であれば、モチベーションアップにも繋がります。
競争的な考え方をやめ、協働的な考え方に改める事がノーレーティングのメリットになります。

まとめ

今回のコラムにおけるポイント

  1. 【POINT1】「ノーレーティング」とは、人事評価における従業員のランク付けを廃止
  2. 【POINT2】社員のモチベーションを高めやすい
  3. 【POINT3】上司と部下がお互いに納得して評価を決めることができる

いかがでしたか?
優秀な人材の確保・育成が難しい昨今。
1対1の話し合いを通し、個人と丁寧に向き合う姿勢が、企業にとって戦力となる人材の育成につながると考えられています。
このノーレーティング制度、活用してみませんか?

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